年金なんて期待できない!!結婚したらまず保険を見直そう!

2014/05/01

保険について考える夫婦

若く独身の時代は特に保険の必要性を感じない人は多いでしょう。まるっきり保険に入っていない人も少なくはありませんし、入っていても医療保険くらいでしょう。

中には大型の生命保険に入っている人もいますが、それは知り合いの保険の営業さんに頼まれたからといった自主的ではない理由がほとんどではないでしょうか。

しかし、結婚をすると、今だけことではなく、子育てや老後などを見据えて保険を見直さなくてはいけません。保険はその人の条件によって加入するものなので、若くて健康なうちに見通しをつけておくべきでしょう。

結婚後にまず見直すべきは、医療保険

結婚後にまず見直すべきなのは医療保険です。専業主婦でも最低限度の医療保険を入っておいたほうが無難です。ましてや大黒柱ならその収入が減ってしまっても困らないようにしておくべきでしょう。

保障額は、高額療養費制度が一つの基準になります。高額医療費制度とは、医療機関や薬局で支払った額が、暦月(月の初めから終わりまで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額が支給される制度です。

つまり、公的保険が適用される治療なら、どんなに高額の医療費がかかっても最終的に支払わなくていけない金額には上限があるのです。それは、年齢所得に応じた金額になりますので、それを基準に医療保険の保障額を決めると良いでしょう。


子供の誕生を見越して、生命保険を見直そう

保険を見直す一番のターニングポイントはやはり子供の誕生でしょう。予定があるなら誕生前に生命保険は見直したほうが無難です。何故なら、保険の加入は年齢が若く健康なうちが有利だからです。

もちろん、一番は収入源となる家族の生命保険です。その収入が途絶えても子供が育っていくのに不自由がないように用意しておかなくてはいけません。遺族年金、死亡退職金の金額も頭に入れて必要保障額は決めましょう。

専業主婦は収入がないから生命保険は必要がないかというとそうではありません。専業主婦が亡くなれば、彼女が担っていた育児や家事を夫がしなくてはならなくなります。

実際、働き盛りの男性の多くは、それは不可能ということが多いでしょう。そうなると、保育サービスや家事代行サービスを利用することになります。それは家計にはかなりの負担となるでしょう。

ですから、専業主婦であっても、夫ほどではなくても、子供の教育費がかからなくなるまでは生命保険に加入しておくことは大事です。

数限りなくある保険。選ぶ際にはプロの意見を参考にしよう!

保険というのは、いざとなったときのためのものですから、逆にいえば、必要以上の保険に加入するべきではありません。保険は毎月の掛金は少なくても、長い目でみると大変な負担なり得るので、よく吟味すべきです。

ですが、その“必要”素人には判断が難しいですし、保険自体も種類が多すぎて選ぶのが大変ですね。いきなり保険の営業さんに相談するのも抵抗があります。

まずは自分で保険について勉強しておくことはとても大事だと思います。しかし、多種多様の保険を自分で全て調べるのはかなり困難なので、第三者の立場にあるプロに相談するのも一つの手です。

保険は住宅の次に大きな買い物といわれています。くれぐれも慎重に、確実に。


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