余興って、どんなことをすればいいの?

2013/12/04

結婚式余興を見ているイメージ

『私たちの結婚式で、余興をお願いしたいのだけど。』友人や会社関係の結婚式に参列するにあたって、誰もが一度は通るかもしれない、余興の披露。引き受けたのはいいけれど、実際にどんなことをしたらいいのでしょうか。

やはり強いのは時事ネタ!

数々の余興を見ていると、やはり皆さんその年その時に流行っているものを取り入れているケースが多かったです。

小島よしおさんが流行った年には、男性陣は誰もが海パン一枚で踊っていました。結婚闘魂行進曲が発売されたときには、毎週末に氣志團が披露宴会場に流れていました。矢島美容室が有名になった年は、余興用にあの銀のキラキラ衣装がバカ売れしたとのことです。

余興

今流行っていることは、ゲストの皆さんの多くが親しみのある内容であり、盛り上がりやすいというのがポイントです。また、新郎新婦が結婚式をした、そのときならではの話題を盛り込むことで、『あのときはこんなことがあったね』とゲストにも新郎新婦にもずっと記憶に残りやすくなります。

このように、そのときの時代の流れを汲んで余興に取り入れる、またはちょっとしたオチに使うというのはひとつの有効な手段です。ただし、結婚式の日程がだいぶ先である場合は、前もって考えた内容も旬が過ぎてしまう場合があるのでご注意を!

外さない感動系!映像演出

その他にもよく見かけるのが、映像を使った余興です。最近ではパソコンに強い方もたくさんおりますし、便利な画像や映像の編集ソフトもあるからでしょうか。

思い出の写真やメッセージを音楽に乗せてスライドショーにしたり、恩師や懐かしのあの人から、内緒でコメントをもらってきたものを流したりと、映像はなんと言っても使い道のバリエーションが豊富なのがポイントです。新郎新婦からしても、映像系の余興はやってもらうと嬉しいという声が多いですよ。

プロジェクター

例えば、結婚式に仕事の関係で止むを得ず出席出来なかった新婦の弟さんからのお祝いメッセージというものが過去にありました。弟のことが大好きで、式に出れないことをとても残念がっていたという新婦は感動して涙し、会場も温かい空気に包まれました。

またあるときは、友人からの余興で『新郎新婦に著名人からコメントが届いています!』という前フリのもと、有名外国人ミュージシャンのインタビュー映像が流れたものがありました。

実は彼らの話している英語はお祝いメッセージとは全く関係ないでたらめなものなのですが、テロップでは2人へのメッセージが流れている、というお笑い系のもので、会場は爆笑の渦に巻き込まれたのでした。新郎新婦も『楽しかったー!』と満足の様子でした。

新郎新婦のお仕事はなに?

また、新郎や新婦の職業や特技に因んだ余興を選ぶ方も多いです。そういった目線で考えるとテーマや方向性が決まるので、比較的企画がしやすいかと思います。

例えば、薬剤師の新郎の職場の仲間から、新婦への『処方箋』という形で余興をされた方がいました。よくある取扱説明書の、薬剤師バージョンです。『新郎の成分…主に愛情、エロさ、男気を含みます。服用のしすぎにご注意ください。』などとパワーポイントの資料と共に、白衣で説明していました。

白衣

警察官の新郎には、友人が警察官の制服コスプレで登場し、『○○くんに容疑がかかっています』と言って過去の秘密をいくつか暴露していました。秘密の暴露と言っても、お祝いの席ですので女性関係は程々に!お酒の席でのやりすぎ話や、職場や仲間内での笑える失敗談くらいにとどめておくのが無難です。

先生だったら授業形式で、営業マンだったらプレゼン形式で、新郎もしくは新婦の好きな漫画やスポーツ風に…など、何でも応用がききます。要は、新郎新婦のエピソードや人柄に触れることで、本人やその親族、友人まで、興味を持って見てもらえる余興となるでしょう。

いかがでしょうか。難しく考えすぎずに、仲間内で新郎新婦との思い出話に花を咲かせるうちに、何かヒントが見つかるかもしれませんね。

「あ、こんなエピソードあったっけ」「この写真、使えるんじゃない」「オチには、何らかの形でじぇじぇじぇ!か倍返しだ!を使おう」そんな余興の打ち合わせって、とても楽しそうですね。

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