絶対に知っておこう!結婚式で基本のお呼ばれマナー
2014/02/12
結婚式にお呼ばれされたとき、服装・バック等の外見のマナーはバッチリ!でも肝心の式場での言動がマナーに反していたら…嫌ですよね。
気づかぬうちに新郎新婦はもちろん、周囲に不快を与えているかもしれない…そんなことがないように不要な心配事を解消し、お祝いの場に相応しい明るい気持ちで臨めるように、結婚式当日に際してのマナーはしっかりと押さえておきましょう。
受付でのご挨拶
受付ではまず、「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を伝えるのがマナーです。次に芳名帳に記入を済ませたら、ご祝儀を渡す際も注意が必要。
バックから取り出すとき、ご祝儀袋がふくさに包んである状態で出すようにしましょう。ふくさを開いてご祝儀袋を出したら、受付の方がご祝儀袋の文字を正面から読めるように向きを直し、両手を使って渡します。
寒い季節でコートを着用の場合は、コートをクロークへ預けてから受付に向かいましょう。コートを腕にかけたままで挨拶をする行為はマナーに反します。
乾杯・食事のときの盲点
乾杯の挨拶のとき、通常はシャンパングラスが使用されますのでグラスの細い部分を持ち、女性の方ならもう片方の手をグラスの底に添えましょう。
成人でお酒が飲めない方も、乾杯の際にはシャンパンなどのアルコールを入れたグラスを使い、乾杯後にはグラスへ口をつけて飲むマネだけをします。なお、乾杯の際に、他の飲み物を頼む行為は控えるほうが賢明です。それに時間が取られることにより、披露宴の進行へ悪影響を与えかねません。
食事のとき、スピーチや余興のあいだは食事よりもできるだけそちらへと意識を向け、聴く姿勢を表すようにします。同じテーブル席の方がそちらに立っている際などは特に、食事の手を休めるようにしましょう。
スピーチのときに気をつけたいこと
スピーチを頼まれたら、お断りすることはマナー違反にあたります。快くスピーチを引き受けるためにも、以下のことを確認しましょう。
スピーチの時間は3分ぐらいがベストです。それより長すぎるのはもってのほかで、この時間内におさめるようにしましょう。
忌み言葉とされる、「別れる・切れる・離れる」などの言葉は極力使わないように避けましょう。また、繰り返し言葉の、「またまた・くれぐれ・たびたび」などの言葉もマナーとして使わないように気をつけましょう。なお、政治・宗教といった話題も厳禁になります。
笑いの要素を入れようと、新郎新婦がマイナスになるような失敗談を取り入れて、なんのフォローも入れず、なんてことがないように…。
心を込めて、お祝いの思いを伝えるようにしたいですね!