「スッキリ!」でとことん調査!夫が離婚を考えた瞬間から見るオトコの本音
2014/02/17
長い間別々の場所で育った二人が結婚し、新しい生活を始め、毎日一緒に過ごす。
付き合っていたときは見えないことも見え、お互いに変わってきた部分もでてきて、誰でも1度くらいは「離婚」を考えたことがあるのではないでしょうか。
雑誌やTVで、妻が離婚を考えた話はよく見かけますが、旦那さんだって言いたいことはあるはずです。そこで朝の情報番組「スッキリ!」で見た、世のご主人達の「離婚を考えた瞬間」から意外と?繊細な男心を探ってみたいと思います。
世のご主人が離婚を考えた瞬間の出来事とは
・中学時代から集めていたCDや漫画を全部売られ、そのお金で自分の洋服を買っていたのを知った時(結婚8年)
・高級バッグや、靴は色違いで2足買いするなど、浪費が激しいのを目の当たりにする時(結婚5年)
・誤解が生じていたとは言え、携帯を真っ二つに折られた時(結婚5年)
・自分に今までのやり方が通らなくなり、否定される時(結婚3年)
・月のお小遣いが5万円しかもらえないこと。(結婚1年)
妻の立場からすると、確かになるほどと思えるものもあれば、それはどうなの?と思うものもありますが、次ではそこに隠された「男心」をさらに探ってみます。
1.妻になると女性は変わる?
よく女性は結婚すると変わると聞きますよね。
それはなぜかと言うと心理学的に、恋人の時にあった一定の緊張感がなくなったことや、自分をよく見せようとして心の外に作っていた壁がなくなるからだとも言われています。
ちなみに今回ご主人達が言っていた中には、こんな意見がありました。
・穏やかでおとなしいと思っていたのに、あんなに激しく怒るなんて驚いた
・可愛くて優しくて、全部決めさせてくれたのに今は全て決められてしまう
それは結婚したことによって妻にそういう気持ちの変化が起こったからかもしれませんが、男性は「男を立ててもらいたい」とか「いつでもかわいく、優しい女性であってほしい」と思っているということなのですよね。
2.普通なんてことほど曖昧なことはない
餃子大好きのご夫婦からは「餃子の中身を白菜にするか、キャベツにするか」で、すごいケンカになったという、面白いエピソードもありました。
それで離婚を考えたなんてちょっと笑っちゃいますが、これは意外と深い意味があって、違う環境で育ってきたので、それぞれの「普通」が違うという意味もあります。
そしてご主人は自分の「普通」が聞き入れられず、奥様の「普通」を通されたということが腑に落ちなかったというのです。
結局それ以降餃子は奥様の言ったキャベツに決まり、今ではそれが美味しいと言っていましたが、これは男性が「自分の意見も聞きいれてほしい」とか「意見を全否定しないでほしい」と思っているということなのです。
3.価値観も違って当然
男性と女性ということもあって、価値観が違うというのもよく聞きます。
とても魅力的に感じるものは違って当然かもしれませんが、それを押し付けたり否定したりすると、それはまたケンカのもととなります。インタビューで、中学時代からのコレクションを勝手に売られたという話がありましたが、これはあまりにもヒドイ話です。
多分奥様には邪魔なものでしかなかったのだと思いますが、旦那様にとっては宝物だったのです。しかも、そんな年代ものはもうなかなか手に入れることも出来ませんし、何よりそれに込められた思い出が大事だったのに、それはもう戻ってきません。
特に趣味に関することは、奥様には「理解はしなくても認めてほしい」と思っているご主人が多いようですので、好きなことを認めるだけでも嬉しいようです。
もちろんご主人だけでは不公平なので、お互いに好きなことに使える費用や時間を決めておくと、それぞれリフレッシュできて、相手にも優しく接することができそうですよね。
妻はどれだけ耳を傾けてあげられるかが大切?
どの離婚を考えたという出来事も、実はこうして欲しいとか、そうなって欲しいという願望がこめられている気がします。
確かに自分の意見を全く聞かずに勝手に判断されたり、自分の言い分や思いを頭ごなしに否定されたりすることが続いたら、旦那様も嫌気がさしたり、怒りたくなったりしてしまいます。
彼女は妻になり、そして母になります。母は強しとは言いますが、ただ強いだけではダメなのです。
ぜひ一度口に出したり、行動する前に、そんなちょっぴり繊細な男心も考えてあげると「理解のある優しい妻」になり、旦那さんが離婚なんて言葉を思い浮かべることもなくなるかもしれません。
そしてそうすることが夫婦円満のなによりのヒケツなのかもしれません。