“長男の嫁”になるあなたへ。これだけはおさえておきましょう!
2014/03/19
今時は、兄弟が少ない家庭がほとんどですから、多くの人が“長男の嫁”になるでしょう。そして、実際のところ、「長男だから!」という感覚は無くなりつつあるかもしれません。
しかし、未だに“長男の嫁”を特別視する人は多くいるもので、大変なことや損なことも多々あります。“長男の嫁”になるにあたって、どんなことを心がけておくと良いのか。ここでは、説明しますので、参考にしてください。
“長男の嫁”への期待値は、各家庭で異なる
“長男の嫁”といっても、その役割をどのようにとらえているかは、各家庭で違います。
何かといえば「“長男の嫁”だから!」と言ってきて、一族の主婦の中心的役割を期待され、冠婚葬祭での切り盛りはもちろん、親の介護も当然のごとく引き受けるものと思われている場合もありますし、何も要求されない場合もあります。
その期待値を推し量る目安は以下の条件にどれだけ当てはまるかです。
1. 夫の実家は旧家である
2. 夫の実家は本家である
3. 姑が典型的な“長男の嫁”タイプである
4. 実家の持ち家がいずれ夫のものになる
5. 結婚の際、かなり幅広く夫の親戚に挨拶させられた
6. 姑が「我が家では…」と何かと教授してくる
いかがでしょうか? 口では“長男の嫁”“長男の嫁”とは言ってこないかもしれません。夫も「気にする必要はない」と言うかもしれません。しかし、これらの条件に複数当てはまった場合、暗にかなり期待されていると思ったほうがいいでしょう。
期待値の高い“長男の嫁”になったら、道は2つ!
あまり期待されていない場合は、とくに気負う必要はないでしょう。しかし、あなたが期待値の高い“長男の嫁”ならば、道は2つあります。それは、「良い長男の嫁」になるか、「悪い長男の嫁」になるかです。
「良い長男の嫁」とは、夫の実家のために尽くす長男の嫁になることです。大いに可愛がられるかもしれませんが、便利に使われます。
別に「悪い長男の嫁」といっても、要は夫の実家にとって都合が良くない長男の嫁になるだけなので、罪悪感をもつことはありません。ただし、何かと肩身は狭いでしょう。
中途半端に振る舞うこともできますが、それは一番メリットが少ないのではないでしょうか。「良い長男の嫁」として愛されるか、「悪い長男の嫁」として自由に生きるか、自分のスタンスははっきりさせたほうが良いです。
「良い長男の嫁」の3つの心得
「良い長男の嫁」になると決めたら、3つのポイントを常におさえておきましょう。
1. 我を捨てること
2. 「私がやります!」と良く働くこと
3. 周囲の陰口に関しては聞き流すこと
これはまさに古き良き時代の良い嫁の条件です。時代錯誤のようですが、この3つのポイントを満たす嫁の評価は間違いなく高いでしょう。
「悪いい長男の嫁」の3つの心得
「悪い長男の嫁」になるなら、周囲の評価をもろともしないくらいの覚悟が必要です。
1. 夫の実家に好かれようと思わないこと
2. 仕事など自分の世界をもち、そちらに没頭すること
3. お金は用意しておくこと
これもこれで茨の道ではあります。基本的に気にしないという姿勢をとりますが、そこは夫の実家ですから、いざとなったとき、労力は提供できなくても、金銭的な援助はできるようにしておくべきです。
どんな“長男の嫁”になるかはあなた次第。どうするかは、できるだけ早めに決めたほうが後々楽かと思われます。