憧れのマイホーム購入 土地を買うとき、絶対におさえておくべき条件とは?
2014/03/27
「住めば都」そんな言葉もあるように、案外どのような土地でも住んでしまえば愛着をもてるものです。
また、実際に購入すると分かることですが、土地は“縁”というものがあります。「こういう土地を…」と思っても、タイミングによっては希望するような土地がないということも多々あるのです。
しかし、それでもマイホームを購入する際、立地は十分に熟考すべき点です。通常は人生最大の買い物ですから、目先のことだけにとらわれず、長い目でみて「その土地はどうなのか」検討する必要があります。
ベストは、手堅く“売れる土地”を選ぶこと!
多くの不動産のプロが勧めるのは、“売れる土地”を選んでおくことです。それは何故なのでしょうか?
「住めば都」なときはいいのです。多少交通の便が悪く、陽当りが悪く、地盤が悪かったとしても、夫婦仲が良く、何の問題もないときはまさにどこでも「住めば都」でしょう。
しかし、そうではなくなったとき、不満は表面化します。「どうしてこんなに不便な場所を、どうしてこんなに住みにくい場所を買ってしまったのか!」と思うようになってしまうのです。
そうして、万が一その土地を売ってしまいたくなっても、売りにくい土地はなかなか売れません。あるいは売るために、買ったよりもかなり安くしなくてはならないかもしれません。
夫婦の不仲以外にも土地を売らざるを得ないことはあり得ます。転勤、転職、親との同居、健康問題、子どもの学校問題、離婚…全ての人にとってそれは絶対に無いとは言い切れないのです。ですから、プロは“売れる土地”を勧めているわけです。
それはつまり、土地を売ることができず問題に対処できなくなる、あるいは、売った際に損をしてしまうというリスクを避けるためなのです。
現在だけではなく、いつでも“売れる土地”の条件とは?
ここで言っている“売れる土地”とは、現在人気があり、現在値段の高い土地のことではありません。将来的にも現在の値段から極端に下がらないであろう土地のことです。
土地の値段は変動します。例えば、新しい区画整備されたばかりの綺麗な大型分譲地なら、売り出し当初は高いでしょう。しかし、綺麗な大型分譲地という以外にその土地に付加価値がない場合、数十年後は同じ値段では売れないでしょう。
では、いつでも人気のある、“売れる土地”とはどんな土地でしょうか。もちろん、都内の一等地は常に高いのですが、景気の変動によっては大きく値が下がり、売る時期によっては損失が大きくなります。
逆に、郊外の土地のほうが、大きく値段が上下することはないでしょう。
値段があまり上下せず、いつでも“売れる土地”の条件は以下です。
1. 都心部へのアクセスが良いこと
2. 発展性のある町であること
3. 買い物、通学などに便利なこと
駅チカはやはり一番人気ですが、そこに通っている電車の本数や接続なども考えるべきでしょう。都市計画なども考慮して、将来的にも発展していく町なのかも考えるべきです。毎日の生活に便利な機能があることも欠かせません。
4. 整形地であること
5. 道路付けが良いこと
6. 道路幅が5~6mある
7. 交通量が多すぎない
地形が悪いと「建物が建てにくい」「車が入れにくい」という理由で多くの人から嫌煙されます。道路幅が狭すぎても同様の問題が起きます。程良いのは5~6mくらいでしょう。交通量の多い道沿いは危険ですし、排気ガズも気になります。
8. 南道路である
陽当りの良さは、後からお金を出しても買うことができません。
9. 地盤が良いこと
地盤が悪い土地は災害時に危険性が増します。ハザードマップで分かりますので、確認しておきましょう。一般的に水に関係する名前のついた土地は地盤が悪いといわれています。
「掘り出し物の土地は無い」は真実!
以上の条件で探すと、恐らくお買い得な土地は買えないでしょう。お買い得な土地の多くは、何らかしらの悪条件があるため価格が下げられているからです。
「掘り出し物の土地は無い」というのが不動産の定説です。それは値段を下げなくても売れるからです。適正価格で常に売買できる土地は、結局は一番暮らしやすく、いざとなったときも安心といえます。
全ての条件を満たす土地となると難しい場合もあるでしょうが、できるだけ大きな欠点の無い土地を買うことが大事だと思われます。
そして見落としがちなのが夫婦間の気持ちのずれ!
こちらもきちんとケアしましょう!
「MYホーム」から快適な愛の巣「OURホーム」にしよう!