結婚前に知っておくべき!?女性たちの「結婚と仕事」のリアル

2013/12/05

結婚と仕事の両立イメージ

結婚だけでも、仕事だけでもダメ!?

現代女性は本当に大変。かつてなら結婚し、子を産み、立派に育てさえすれば尊敬されていたのに、今は賞賛されるには子を持ち、さらに仕事でも活躍しなくてはいけません。

いくら見事に子育てをしても専業主婦じゃダメ!いくらキャリアを積んでも、独身で子無しでもダメ!

これは本当に大変な負担です。しかし、実際にたくさんの女性が結婚生活と仕事を両立させていますし、これから頑張って行こうという方も多いでしょう。そこで、3人の女性のモデルケースから、結婚と仕事のリアルを探ってみたいと思います。

ケース1:結婚をきっかけに仕事を辞めたけど…

Aさんが夫と結婚したのは、彼の海外赴任が決まったのがきっかけ。ですから、Aさんは仕事辞めざるを得ませんでした。その後、子供が2人でき、子育ても忙しくそれなりに充実していますが、かつての同僚が活躍した話を聞くと心穏やかではありませんでした。

結婚を決め、仕事を辞めたのは自分。そのお蔭で、可愛い子供にも恵まれたのだから…と思うけど、完全には割り切れなかったそうです。

しかし、このエピソードには後日談があります。Aさんは帰国後、海外暮らしで身についた語学力を武器に翻訳家の仕事につきました。かつての職業とは完全に畑違いでしたが、こちらほうが本人にはむいていたとのこと。失ったことによって得る場合もあるわけですね!

「結婚のとき仕事を辞めさせちゃったし…」と、今は旦那さんも家事を分担するなど、彼女の仕事に協力してくれているとのことです。

ケース2:家事育児の協力はなく、すれ違いの生活

Bさんは結婚後も、出産後も仕事を続けました。夫の仕事はハードで、深夜までの残業、休日出勤も当たり前という状況でした。ですから、共稼ぎでも家事を分担するのは不可能で、全てそれはBさんの負担に。子育ても同様なので、Bさんのストレスと疲労はかなりなものに。

さらに、疲れたBさんは深夜に帰る夫を待てずに寝てしまうので、いつしか夫婦の時間は無くなっていました。Bさんは結局離婚することになりました。子供のことを考えても、もう一緒にいる意味が見いだせないとのことでした。

シングルマザーの生活はもちろん大変とのことですが、離婚をきっかけに実家に戻り、お母さんのサポートを得られるようになったので楽になったとのこと。女性が結婚生活をしながら仕事をするには、「自分1人で頑張るだけでは難しい」ということでしょう。

ケース3:子供の病気で休みすぎて職場にいずらくなった

Cさんは出産後育児休暇を経て職場復帰をはたしましたが、子供がしょっちゅう病気になり、休みが多くなってしまいました。

その分、同僚に負担がいきますから、いつしか彼女たちも「保育園から呼び出しが…」というと、「また!?」とあからさまにウンザリした顔に。

回復してもすぐに病気になってしまう我が子も哀れで、結局Cさんは退職を決意しました。子供が大きくなったらまた働きたいけど、再就職できるか不安とのこと。

産休も育休も今や一般的になり、多くの会社で幼い子供がいる女性は時短勤務が可能です。しかし、そういう制度があっても、そのしわ寄せは職場の同僚にきている場合があり、彼らが不満に思うのも仕方ないことでしょう。

また、「子育て」は病気などイレギュラーで自分がコントロールできない問題が多く、ほとんどは母親が対処することになるのです。

自分1人で全てを抱え込まないで!

3つともけっして珍しくないよくある話です。まだまだ女性は結婚によって仕事を制限されることもあるし、結婚か仕事かを選ばなくていけない状況になることがよくあるのです。残念ながら、それが現実なのです。

そのリスクを避けるには、夫に結婚生活の負担を少しでも多く一緒に抱えてくれるようにすることです。または、協力してくれる親との同居、それも一つの手でしょう。とにかく、1人で全てやろうとするのは、よほどのスーパーウーマンでもないかぎり難しいのです。

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