結婚すると長生きできる!?その真相とは?
2014/01/09
“長生きしたいから結婚する”今の日本でそんなことを考えている方はほぼいませんが、そんな人がこれからは増えるかもしれません。実は「結婚すると心臓病のリスクが減る」という調査結果がつい最近発表されたのです。
結婚する理由はもちろん人それぞれですがそれは、好きな人と一緒に生活でき、ずっと一緒にいたいという理由だけでなく、さらに長生きが出来ると言う事実があれば結婚をしたいと考える人は多くなりそうですね。
では結婚のどこに長生きの秘訣があるのか順を追って説明していきます。
結婚をするとどれだけ長生きするのか!?その調査結果
フィンランドのトゥルク大学病院から発表された報告によると、1993年~2002年に心臓発作で亡くなった35歳~99歳の症例で、1万5,330人中7,700人は、発作が起こってから29日以内に亡くなってしまいました。
さらに詳しく調査をすると、男性女性共に既婚者に比べ未婚者の心臓病発生のリスクが高いと発表されました。特に男性の独身者35歳~64歳の患者のリスクはかなり大きなものでした。
心臓発作が原因28日以内に死亡する独身の男性は、既婚男性より60から168パーセントも、独身の女性は既婚者より71から175パーセントも大きい結果が出されました。
長生きできるその理由とは…!?
長生きができる理由は、結婚生活で得られる幸福感と、誰かと共に生活をすることで食生活が改善されたり、日々の生活の中から何か兆候があった時、気づきやすいというメリットが考えられます。
好きな人と一緒に暮らし、当然相手を思い、食生活の改善や異変に気がつくのは幸せでもあり、当たり前のことでもあるのです。
奥さんの手料理も長生きの秘訣!
また、外食と家で食べるのとでは自炊の方が健康的に良いのです。ケンブリッジ大学によると、週5日間自炊をすると寿命も何十年も延びると発表されました。
台湾の研究者とオーストラリア研究者の研究チームによると、追跡調査した台湾在住の男女1888人のうち、週5日家で料理をする夫婦は、10年間の生存率がなんと47%も上昇したのです。
親と家で規則正しい食事をする子供は学校での成績も良く、良い人間関係形成することができる事も発表されています。そして飲酒も減り、たばこや麻薬のマリフアナに手を出す子供も減り、夫婦関係だけでなく家族間での健康も保持でき、心身ともに健康な状態で長生きできるのです。
結婚はストレスもたまり、人間関係も難しく、寿命が縮まりそうな思いも多々起こりますが、それ以上に得るもの、メリットもたくさん起こるのです。
家族全員の健康を考えることで自分自身の健康と長寿を守り続ける事につながる結婚生活。コレは見直す必要がありそうですね。