今は伝統と格式を重んじる「神前式」が人気って本当？！

2014/06/24

神前式

最近はウェディングドレスを着て行なう教会式ではなく、白無垢での神前式を望むカップルが増えているのをご存知ですか？

そこでこちらでは最近人気となっている「神前式」についてのあれこれをご紹介します。

神前式を選ぶカップルは10年前より2倍になった？

まずどれくらいのカップルが「神前式」を選んでいるか、ゼクシィ結婚トレンド調査（首都圏版）の調査をご紹介しましょう。

【2004年】教会式：74.2％／神前式：8.2％
【2009年】教会式：68.8％／神前式：16.1％
【2013年】教会式：62.1％／神前式：17.3％

地域によっても異なりますが、首都圏で言うと神前式はこの10年で約2倍となっており、カップル達が選ぶ挙式のスタイルも少しづつ変わってきているのがわかります。
（データ出典：http://bridal-souken.net/souken/research.html）

確かに日本人は、初詣や七五三、祈願などの節目には神社にお参りに行くという習慣があるので、神社は親しみのある場所でもあり、人生の大切な節目となる結婚式を迎えたいというのは当然の流れかもしれません。

厳かな純日本風の雰囲気、華やかな和装、また震災後は特に家族のつながりを意識するカップルが増え、固めの盃などの儀式で絆を再確認したりできること。

そして神前式自体が年配の方にも受け入れられやすいということなどが人気の理由ではないでしょうか。

全国には神前式のできる神社仏閣はたくさんあり、それぞれ特長なども違いますが、様々なサイト・クチコミの人気ランキングを独自に調査した結果、特に人気のあった6つの神社と、いくつかの特長をご紹介します。

明治神宮

湯島天神

江戸の三大天神のひとつで、社殿は日本古来の「木の文化」を象徴する樹齢250年の総檜造。また梅の名所としても有名です。

牛嶋神社

東京屈指の総檜権現作りの大社殿での神前式。最近では東京スカイツリーに最も近い神社としても有名。

浅草神社

「三社さま」として親しまれ、三社祭でも有名な神社。重要文化財にも指定された由緒正しい神社です。

東京大神宮

明治13年に伊勢神宮の遥拝殿として創建。年間数十万人が訪れる、神前結婚式を創始した縁結びのご利益もある格式高い神社です。

赤坂氷川神社

都重宝建築物の指定を受けた緑に包まれた厳かな社殿。古くから縁結びの神社としても親しまれている。

明治神宮

明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、神職と巫女に導かれ大切な家族・親族と歩む姿は明治神宮ならでは。

ちなみに斬新な白いユリをあしらったヘッドドレスとブルーのカラーコンタクトが話題となった、沢尻エリカさんの挙式もここ明治神宮でした。

また神田うのさんや、オセロの松嶋尚美さん、真矢みきさん、鈴木紗理奈さん、ともさかりえさん、井上和香さんなど多くの有名人が挙式を行ったことでも有名です。

他にも赤城神社、神田明神、日枝神社、乃木神社、愛宕神社などの神社もあがっていました。

神前式の厳かな雰囲気や、白無垢の美しさは、古き良き日本文化の象徴でもあります。きっと年々神前式が増えてきているというのは、それに気づき挙式自体を見直すカップルが多くなってきているからかもしれません。

また、神社を選んだ場合、初詣、お宮参り、七五三、厄除けや合格祈願などの大事な節目のイベントを、2人が永遠を誓い合った場所で迎えられるということは感慨深く、より絆も深められるのではないでしょうか。

日本にはたくさんの大切にされている文化やしきたりがありますので、是非一生に一度の節目となる結婚式というイベントを、あなたらしく、そして日本女性らしく白無垢に身を包み、伝統的で厳粛な神前式で迎えてみてはいかがでしょうか。

（画像出典：http://www.meijikinenkan.gr.jp/jingukyosiki/top.htm）

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