これで完璧! 引越し時のご近所への挨拶基本ルール
2014/04/09
今やご近所付き合いはほとんどなく、ヘタをすると隣に住んでいても顔すら知らない。そんなことは少なくありません。しかし、それでいてご近所付き合いのトラブルは深刻なものがあり、それを避けることは楽しく暮らしていくには必要なことです。
引越し時のファーストコンタクトは、とても大事です。挨拶をしないという人もいるようですが、実際してみると「どのような人が住んでいるのか分かるので挨拶してみて良かった」「お付き合いがスムーズなものになって良かった」とポジティブな声が多いです。
ご近所への挨拶は緊張するものですが、この機会を逃しては、逆にできないことなので、思い切ってしてみましょう。
ここでは、ご近所への挨拶の基本的な知識をご紹介します。新生活を素敵なものにするために、参考にしてくださいね!
挨拶する最低限度の範囲は、迷惑をかける可能性がある範囲!
基本的には挨拶する最低限度の範囲は、迷惑をかけるかもしれない範囲。集合住宅なら両隣と上下の階の住人、一軒家なら向こう三軒と両隣です。
ただこれは基本なので、状況によって臨機応変に対応したほうがいいでしょう。例えば最近は6世帯くらいが住める小規模のアパートが良くありますね。この場合、全世帯に挨拶しておいたほうが無難です。
大家さんに挨拶しておくこともお勧めします。
一軒家の場合も、向こう三軒両隣ではなくても、ゴミ置き場を共有する家、自治会の班長など、関わりがありそうな場合は挨拶しておいたほうがいいでしょう。
いつ挨拶したらいいかというと、それはできるだけ早い時期といえます。「どんな人が引越してきたのか」実のところ、不安に思っているのはご近所の方も同じです。
引っ越した当日か翌日に挨拶に行けば、その不安も解消して、好印象をもってくれるでしょう。
持っていく挨拶品は手軽で、腐らないものが○!
挨拶品に凝ったり、高価なものを選んだりする必要はありません。相手が躊躇なく受け取りやすいものにしておくのがベストです。
金額にすると500~1000円くらい。大家さんに持っていく場合はもう少し高価でもいいかもしれません。
品物はタオル、洗剤などの手軽な消耗品か、食物であってもクッキーなど日持ちするものを選びましょう。
このようなものならば、もらっても苦にはならず、日持ちもしますので、相手が不在だったとしても安心です。あくまで挨拶することそのものがメイン、品物は脇役です。
重要なのは、「御挨拶」というのしを付けること。のしには名前もつけますので、ご近所の方に名前を覚えてもらいやすくなります。
特別仲良くしなくても、気遣いと思いやりが大事です!
新しい環境では色々と不安はつきもの。しかし、ご近所の方とは、気負ったりせず、無視するようなこともせず、気遣いと思いやりをもって接しましょう。
特別仲良くならなくても、お互い気持ちよくすごせるように引っ越してきた者として対応することが大事です。