どこを重視する?新居選びは2人のこだわりで大きく変わる!
2014/02/09
最近は挙式前に入籍を済ませているというカップルが約7割と言われています。
結婚前から一緒に住んでいる場合、あえて新居は探さずにそのままそこで暮らすというパターンも増えてきているようですが、様々な事情を考えて新居を探す人の方が多いようです。
そこでここでは、これから新居を探す新婚夫婦に向けて、新居探しのポイントをいくつかご紹介致します。
新居を探す前に、決めたいこと
結婚式場を決める時も一緒ですが、とにかくあれもこれもと沢山見るだけでは、時間だけがかかり、結局なにがいいかよくわからなくなってしまうかもしれません。
また逆にこだわり過ぎると、範囲を狭めてしまい、いい物件を見逃してしまうかもしれませんので、まずは新居を探す上での大きなポイントを決めましょう。
その1:購入と賃貸、どちらを選ぶか
実際先輩カップルは、約7~8割が賃貸物件、約1~2割が購入物件を選んでいるという結果があります。
【賃貸を選んだ理由】
・転勤などの心配がある。
・ライフスタイルがまだよくわからないので、まだ購入はしたくない。
・ローンに追われたくないし、まだ頭金などの資金に余裕がない。
【購入を選んだ理由】
・購入すれば自己資産となるから。家賃を払うだけはもったいない。
・庭などで遊んだり、音を気にせず、のびのび生活したい。
確かにライフスタイルや、人生設計は人によって違いますので、まず賃貸か購入か2人でよく話し合って、どちらにするかを決めたいですね。
その2:月々の住居にかけられる予算を算出しよう
賃貸の場合、家賃は収入の約2~3割、購入物件の場合は収入によってその割合は約15~35%とかなり差がありますが、一般的には1/3くらいが妥当と言われています。
もちろん今は共働きでも、いずれは専業主婦になるとか、子供が増えるなど、環境が変わることも十分考えられますので、無理なく払える金額を一度計算してみましょう。
住まいのこだわりをあげてみよう
まず大きなポイントとなる2点が決まったら、次に住まいに求めるポイントをいくつかあげてみましょう。ちなみに実際多くのカップルがこだわる新居選びのポイントにはこのようなものがあります。
1.間取り
特に賃貸物件の場合、重視されるポイントで、人気は2LDKです。
2.通勤距離
最近は共働きという夫婦の割合も多くなったので、お互いの通勤に便利なところを選ぶカップルも。
3.交通手段の確保
特に都会の場合は、バスや電車の最寄り駅が近いことでしょう。また車での移動がほとんどという地域の場合は、駐車場が確保できるかなどもポイントです。
4.周辺環境
最寄駅までは近いけど夜は真っ暗にはならないか、近くに遅くまで営業しているスーパーやコンビニがあるかなど、ライフスタイルによっては重視したいポイントですね。
5.子供のことを考えた環境
近くに公園や学校、病院がある、自治体での子育て支援環境が整っている、またいずれ子供を預かってもらうことを考えて、妻の実家に近いなども、ひとつのポイントになる場合もありますね。
他にも細かいこだわりの条件は沢山あるがと思いますが、いずれもどんなことを重視するかによって、選ぶ物件は異なってきます。
また、全てが整った物件を探すのはなかなか難しいことですので、お互いどうしても譲れないポイントを決め、あとは優先順位をつけて、2人が納得できる新居を探しましょう!
番外編:我が家の新居探しのポイント&後悔したこと
新居探しは随分前になりますが、特に迷うこともなく賃貸物件を、こちらの5点にこだわって探しました。
1)場所:住んでいた市内の、私の実家が近いところ
2)間取り:2LDKか、3DK
3)金額:家賃、共益費、2台分の駐車場あわせて7万円以内
4)周りの環境:大きい道路に面していないとか、大きな施設などがない静かなところ
5)組付き合い:この辺は田舎なので昔からある「組」という単位毎に、集会や作業、冠婚葬祭の付き合いがあるのが普通で、地域によってはすごい大変なので、それがあまり盛んでないところ
結局私の実家から車で7-8分、不動産屋さんに駐車場代を交渉してもらい、全て込みで7万円の3LDK。周りはとても静かだけど、駅も近く、移動世帯は「組費」というお金だけ払えば組付き合いはなし、さらに大家さんがとってもいい人という最高の物件が見つかりました!
ただ1点、住み心地が良すぎたせいもあってか、2人とも住まいに全く興味がない上に、仕事も忙しかった為、10数年そのアパートに住んでいたのですが、退去する時にふと「一体今までいくら大家さんに払ったんだろう?」と思って計算してみたところ、なんとその額は約1,000万円!!
今思えばですが、家までは買わずとも、マンションでも買って住んでおけばよかったと、ちょっと後悔しました。
是非皆さんもこのような後悔がないように、新居を選ぶ際はこれから先のライフプランも考えてよく話し合い、十分検討して決めてくださいね。
データ出典:
http://www.mwed.jp/shinkyo/
リクルート ブライダル総研調べ
http://bridal-souken.net/souken/research.html
http://news.mynavi.jp/news/2013/03/17/023/