ひと味違った演出をしたい!人前結婚式のプログラムづくり
2014/01/10
最近増えている『人前結婚式』とは?
最近、挙式の方法で増えているのが人前結婚式です。人前結婚式とは、神様では無く、親族や友人など、参列してくださった皆様を証人として、結婚をする結婚式です。
宗教による儀式などにとらわれずに、自由にプログラムを考える事ができます。ただし決まった形が無いだけに、プログラム作りに苦労する人も多いようです。
どのようなプログラムがあるのかを知って、好きなように組み合わせ、オリジナルのプログラムをつくりましょう。
人前結婚式で行われるプログラムとは?
一般的な人前結婚式のプログラムです。
1. 列席者入場
2. 新郎新婦入場
3. 開式宣言(司会者が行います)
4. 誓いの言葉
5. 指輪の交換
6. 結婚誓約書に署名
7. 結婚成立の宣言(司会者が行います)
8. 新郎新婦の退場
このような流れがスタンダードです。順番の中にありますように、スムーズに進めるために、司会を誰かにお願いします。プロの方にお願いするのも良いですし、誰か親しい人にお願いするのも良いでしょう。スタンダードな流れですと、少しシンプルな印象を受けます。実際にこれだけですと、あっという間に式が終わってしまうのです。
このスタンダードな進行にプラスして、自分たちのオリジナルで、様々なプログラムを加えるのが良いでしょう。
ブーケ・ブートニアの儀式とは?
最近、増えてきたのは、ブーケ・ブートニアの儀式です。いくつか自由に決めるポイントもありますので、流れにそって見ていきましょう。
- 列席者にあらかじめ1輪ずつ花を配る
- 新郎の入場
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新郎が先に入場し、その際に列席者にあらかじめ配っておいた花を、1輪ずつ受け取りながら前に進みます。そしてその花を束ねてブーケにします。列席者全員に花を配るか、バージンロードに近い方にだけ配っておくかは、列席者の人数によって選択します。
- 集めた花を束ねてブーケにする
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花を束ねてブークにする方法は、式場の人にお任せする場合もありますし、下手でもいいから新郎がやる!という場合があるようです。
- 新婦と新婦父の入場
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続いて、新婦と新婦父の入場です。バージンロードを父親と歩く演出に憧れていた人にもオススメの演出です。
- ブーケを渡してプロポーズ
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新郎は、束ねたブーケを新婦渡します。その際プロポーズの言葉を言います。
- ブートニアを胸にさし、プロポーズを受ける
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新婦はプロポーズの返事とし、ブートニアを胸にさします。
ちょっと照れくさい演出ですが、式が和みましたし、列席者からとても好評でした。プロポーズの言葉は、実際に言った言葉でも、改めて別の言葉でも良いと思います。少し恥ずかしいかもしれませんが、一生に一度の事です。女性は、嬉しいのではないでしょうか。
満足度UP!リングリレーのやり方!
リングリレーとは、結婚指輪をリボンに通して、列席者がリレーのように、新郎新婦のもとに運ぶ方法です。「挙式に参加している…という感じがして、とても嬉しかった」と感じる列席者も多いようです。
少しごちゃごちゃしてしまいそうなこの方法。列席者の人数によって、やり方を変える事と良いでしょう。
人数が少ない時には、全員でリレー行い、人数が多い時には、通路側の人だけがリボンを持ちリレーをする…などとアレンジをする事が出来ます。
ひと味違った演出!『家訓の発表』!
家訓の発表は、実際に、私が挙式をした時にオリジナルで組み込んだプログラムです。家訓を書いた紙をあらかじめ用意し、式場のスタッフにかかげてもらい、新郎新婦で読み上げました。
“家訓”と言っても、堅苦しいものではなく、「喧嘩をしたらその日のうちに仲直りする」「やる前からできないと言わない」…などなど、くだけた内容のものです。くだけた内容ではありますが、これから家庭を築いていく上で、ずっと家訓として心に留めておきたかったので、真剣に考えました!
結婚を機会に、そんな事を改めて考えるのも、とても素敵な事だと思います。
『家訓の発表』は、列席者にとても好評でした。
アレンジは無限大!今までに参列した人前結婚式の様々な例を紹介!
- みんなで合唱
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人前式は、いくらでもアレンジができます。私が参列した式で体験したのは、『みんなで合唱』が面白かったです。キリスト教式は、賛美歌などを歌いますが、人前式はそういった演出が無いので、皆で参加しお祝いが出来てよかったです。
ちなみに歌ったのは『KANの愛は勝つ』でした。式場に入る前に歌詞カードが配られました。他にも、皆が知っているような歌でしたら、とても良いと思います。
- 列席者全員から結婚の承諾
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結婚宣言をした後、列席者に賛同をもらう際に、1プログラム盛り込むのもオススメです。例えば、結婚宣言を書いた紙に、全員の署名をもらう。また署名の代わりに、あらかじめ配っておいたハート型の紙を貼ってもらう…などなど。これも参加型ですね。
参加型というのは、『参列している皆さんの前で結婚宣言したい!』という人前結婚式にぴったりだと思います。
プログラムづくりで気をつける事とは?
やっぱり“挙式”というのは、ある程度の厳粛さがあった方が、ビシッと決まります。
結婚をするという事は、人生の節目でもあり、とても重みのある事ですから、くだけすぎない事も重要だと思います。面白い演出をしつつも、結婚宣言等はビシッと決めたいものですね。
私の場合は、厳粛に始まり、最後はなごやかに…というのが理想でしたので、新郎や新婦が入場する際には、クラッシックなどのBGMを利用し、退場の際やフラワーシャワーの際には、POPな曲を利用しました。それだけでも、雰囲気がでたかな〜と思います。
一生の一度の結婚式。素敵な挙式にしてくださいね!