やっぱり大切!感動的な「花嫁の手紙」の書き方!
2014/01/18
はじめに 〜花嫁の手紙を読んだ体験談〜
「はずかしいし、できれば、花嫁の手紙はやりたくない」なんて、考えている新婦さんも居るかもしれません。私も実際、そのひとりでした。
両親に、感謝の手紙を読む…という事自体、なんだか照れくさい。それに、あらたまって読まなくてもいいんじゃないか…と思いました。泣いてしまうかもしれないから嫌だ…という気持ちもありました。
でも結局、披露宴では、花嫁から両親の手紙を読み、心底「やって良かったなあ」と思いました。
手紙は親孝行のひとつだな…と思います。考えてみたら、両親に感謝の言葉を伝えた事なんて、人生で一度もありません。もしかしたら、この期を逃したら、言うチャンスはもう無いかもしれません。
花嫁の手紙を読んだ1人として、絶対にやったほうがいい!とオススメします。
実際に花嫁の手紙を書いてみよう!具体的な書き方
結婚式の感動シーンとなる花嫁の手紙。手紙を書くのが苦手…という人も、書き方をおさえれば、大丈夫!誰でも書く事ができます。
基本は、1.導入 2.エピソード 3.結び の3つの構成で書くと良いでしょう。
それぞれの内容を、おさえておきましょう。
- 導入
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両親への呼びかけの言葉。感謝の気持ちなど、現在の心境を書きます。堅苦しくならずにOK。今の気持ちが、ありのまま伝えられると良いですね。注意点は、長過ぎない事。前置きが長過ぎると、ダラダラした印象になってしまいます。
- エピソード
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父や母へのエピソードを書きます。手紙のメインの部分になりますので、ふさわしいエピソードを。あらかじめ、箇条書きにしておくと書きやすくなります。具体的な想い出を書きましょう。父や母に感謝しているエピソード・嬉しかった想い出など、主チュエーションを織り交ぜて書きましょう。
- 結び
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ここでは、新生活の決意・お礼など締めくくりの言葉を、盛り込みます。具体的な新生活の決意の例としては、
「笑いの耐えない家庭を築いていきたい」
「これからは、○○さんと一緒にがんばっていきたい」など、前向きなトーンで読むと良いでしょう。最後のお礼、締めくくりの言葉は、両親だけでなく、新郎の両親や、参列者にも、感謝の言葉を添えても良いと思います。
より上手に書くために、書き方のポイント
花嫁の手紙を、より上手に書くためには、3つのポイントがあります。
- ひとつの文が長過ぎないこと。
- 文章全体を、原稿用紙2枚程度におさめること。
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せっかく良い手紙を書いても、ダラダラと長くなってしまっては、間延びした印象になってしまい、感動も薄らいでしまいます。
- ありのままの言葉で!
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最後のポイントは、ありのままの言葉で書くこと。結婚式という、あらたまった場であっても、無理に堅苦しくなる必要はありません。
例えば、普段父親の事を「パパ」や「お父ちゃん」と呼んでいるのであれば、最初に断って、そのように読んでもよいでしょう。ありのままの言葉で、感謝を伝える事で、より親近感のわく感動的な手紙になります。
最後に、花嫁の手紙の渡し方のひと工夫
一般的に、読み終えた手紙は、最後の花束贈呈の時に、一緒に渡します。私の場合、ちょっと変わった渡し方をしたので紹介します。
両親への記念品に、幼い頃からの写真をまとめたフォトブックをプレゼントしましたので、その中の最後に、手紙の内容を書いて渡しました。
記念品としても喜ばれましたし、「後々読み返せるし想い出に残って嬉しい」と言われました。両親への記念品に迷っている方にはオススメですよ!
こんな感動の演出もありです!新郎からの手紙
最近では、『花嫁の手紙』に加えて、『新郎からの手紙』を読む方もいるようです。定番では無いですが、なかなか両親に感謝の気持ちを伝える良い機会になるのではないでしょうか。
人生の中で、両親に感謝の気持ちを伝えるチャンスは少ないです。きっと感動を呼ぶ演出になると思います。