披露宴の印象が決まる!ゲストに「良かった」と思わせる新郎謝辞の共通点
2014/01/21
楽しかった披露宴はあっという間に過ぎ、残すは新朗謝辞のみ。結婚式の印象を左右すると言っても過言ではないこの新郎謝辞は、果たしてどのようなことを伝えればいいのでしょうか?
ここではそんな悩めるご新郎様に新郎謝辞の基本と、伝えたいことをご紹介します。
新郎謝辞はこうやって作ろう!
まずは、全体的な構成を元に考えて行く方がまとまりやすく、聞いている方も聞きやすいスピーチになります。このような3部構成で考えるのが一般的です。
- 1.出だし
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ここでは今日お集まりくださったゲストへのお礼と、結婚式を迎えられた喜びなどを伝えます。
- 2.感謝の気持ちや、これまでのエピソードや抱負を語る
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この部分は個性が出るところですが、一般的にはこの日を迎えるにあたってのエピソードや、今日感動したこと、これまで支えてくれた方々へ具体的な内容をあげてのお礼などを伝えると、より感謝の気持ちが伝わります。
- 3.結び
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ふたりの決意や、これからも見守ってほしいなどのお願いを、ゲスト全員に向けてビシッと伝えましょう。
今は本やネットにも色々な例文が載っていますが「本日はお忙しいところ、私達2人の為にお集まりいただき、誠にありがとうございます。」から始まり、「これからもご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いします。」などで終わるお手本まる写しの謝辞では、ゲストに感謝の気持ちは伝わりません。
また、素敵な例文を自分に当てはめて作ろうとしても、全く同じエピソードがあるわけではないので、なかなか難しいものです。
これだけは押さえよう!ゲストが感動する新郎謝辞3つのポイント
新郎としては大切なゲストの前でビシッと決めたいところです。そんなゲストを感動させるための3つのポイントを教えます!
- 男らしく大きな声ではっきりと!
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ボソボソしゃべったり、「えー」とか「あのー」なんていう言葉は感動を薄れさせます。まずは大きな声ではっきりと話すようにしましょう。また謝辞は全部暗記する必要はありません。もちろんメモなどは見ずに伝えられればいいのですが、頭が真っ白になって何も言えなくなるよりは、メモは見て伝える方がスマートです。
- 今日のエピソードを盛りこみ、感じたことを素直に伝える
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一語一句覚えたことを伝えるのではなく、構成の「2」に当たる部分はできるだけ、当日起こったことを織り交ぜながら感謝の気持ちを伝えたいところです。例えば新郎同僚が披露してくれた楽器演奏について、
「僕が残業していると、準備忙しいんだろ?今日は帰った方がいいよと、さりげなく追い返されていたのですが、この日の為に練習をしていてくれたんですね。ダンスも歌も苦手なみんなが、まさかこんな素敵な演奏を披露してくれるだなんて夢にも思っていませんでした。本当にびっくりしました。そして本当にありがとう!」
などと素直に感じたことを、自分の言葉でしっかりと伝えるとより気持ちが伝わります。
- 思わず感極まって男泣き!それも許されるのが結婚式
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みんなへの感謝の気持ちが高ぶり過ぎて、思わず涙してしまう新郎様がたまにいらっしゃいます。自分的にはちょっと恥ずかしくてカッコ悪いなんて思うかもしれませんが、見ているゲストは誰もそんな風に思いません。なぜならそれは結婚式だからです!
そんな時でも堂々と、少し間を置きながらゆっくりと謝辞を述べましょう。
また、中にはインパクトのある謝辞にしたいなどと考えている新郎もいますが、無理にユニークな内容にしようとしたり、感動させようとしなくてもいいのです。是非自分らしさを出し、長からず、短からず素直に感謝の気持ちを伝えましょう。